今日は天気が良かったせいか外出している人が多かったですね。
昼飯にラーメンを食べましたが、大盛りだとキツイです。気持ち的には若いつもりですが着実に老いていますね。
ここのところ感じていますが、コロナに対する対応ほど生き方がでるものというのはないですね。
気にせず旅行に行く人もいれば、感染したら周囲に迷惑をかけるからと出かけない人もいたりで、なかなか考えさせられるところがあります。
コロナになった人間が出た銀行に石が投げつけられたりといった事件も起きていますが、そもそも病気になりたくてなったわけではないですし、迫害することもないような気がしますけどね。
コロナに限らず、人間死ぬときは死にますし、病気になった人間を責めてもしかたないような気がしますが、こういう考えは少数派なんでしょうかね。
『韓国 行き過ぎた資本主義 「無限競争社会」の苦悩』を読みました。
政府の過剰に新自由主義的な政策により、韓国はすべての世代が競争に駆り立てられている「超格差社会」になっているそうです。
昨日はイタリアでは有給休暇が8週あると書きましたが、韓国の場合は常に競争しているそうですね。
子供の場合は小5から大学受験の準備をし、教育費が月10万円近くかかるそうです。(40~50代の平均世帯 子どもの教育費月9万円=韓国)
公立学校が役に立たないから塾にいかせるそうですが、とんでもない話ですね。
小中の頃はゲームの他なんもやってこなかった自分からしたら信じられない話です。
しかも青年の就職率が低く、20代の失業率は10%だそうです。(高学歴社会が生み出す韓国「N放世代」の不幸)
高卒向けの公務員試験に大卒者が殺到し、何浪もするという異常な有様だそうです。
コロナの前に書かれた本ですので、去年までは世界的にもそこそこ景気が良かったはずですが、韓国ではそのようなことはまるっきりなかったそうです。
不動産が値上がりし、結婚やらキャリアやらを諦める若者が増えており、「N放世代」と呼ばれているそうです。
ほかにも平均退職年齢は男53歳、女48歳。社会保障が脆弱で、老人貧困率45%以上。
平均引退年齢の73歳まで、退職後、20年も非正規で働き続けるといった悲惨な内容が書かれています。
政治に失敗するとこうなるのかと思いながら読むとなかなか面白いかもしれません。